暮らしのための情報発信&ナビゲート 〜住み慣れた住宅を大切に〜 耐震補強
屋根が軽いと耐震性が上がるってホント?
こんにちは!
京都のリフォーム専門店 DOのリフォーム京都中央ショールームのKです。
30年以内に高い確率で発生すると言われている南海トラフ地震。皆様、避難経路の確認や家具の転倒防止策はできていますか?
このようなすぐにできる対策の認知が進む一方で、ご自宅の「屋根」を見直したことはありますか?
■屋根を軽くするだけで、耐震性はどれくらい変わる?

木造住宅の耐震性能を上げるには、屋根を軽くすることが非常に有効だとよく言われます。
しかし、「実際どのくらい効果があるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
そこで、ある屋根材メーカーが行った実験データをご紹介します。
【実験概要】(『日経ホームビルダー 2018年10月号』より)
・対象: 築26年の2階建て木造住宅
・改修内容: 既存の重い瓦(1㎡あたり50kg)から、軽量屋根材(1㎡あたり7kg)へ葺き替え。⇒屋根の重さを1/7に
・実験内容:小型振動機で震度1程度の振動を起こし、揺れ幅などから耐震性にどんな変化があるかを測定。
■結果:家の「揺れやすさ」と「揺れの大きさ」が劇的に変化!
実験結果は、屋根の軽量化が地震の揺れに対してどれほど有効かを明確に示しています。

※固有振動数:建物の揺れやすさを表す数値で、数値が高いほど速く・細かく揺れ、低いほどゆっくり・大きく揺れることを指します。
物には、ブランコのように「一番揺れやすいペース(揺れの周期)」があります。
屋根が重いと、この揺れやすいペースがゆっくり・大きくなります。
この「ゆっくり大きく揺れる」状態こそが、建物に大きな負荷をかけ、倒壊や変形のリスクを高めます。
屋根を軽量化すると、建物の揺れのペースが5.5Hz→7.1Hzと速く・細かくなります。
これにより、地震のエネルギーが建物に伝わりにくくなり、「地震の際の揺れの大きさ」が約43%減少しました。
つまり、大きく変形・倒壊するような「致命的な揺れ」が抑えられたのです。

地震が来て大きな損害が出てからのリフォームや修繕は、莫大な費用と時間がかかります。
だからこそ、今できる対策を一つでも多くすることが重要です。
DOのリフォームは約4,000件以上の耐震実績があり、リフォームだけでなく耐震のプロもいます。
「自分の家は大丈夫かな?」「何からすればいいかわからない」という方は一度DOのリフォームにご相談ください!
【出典】
本記事で引用した実験データは以下の雑誌に掲載されたものです。
・『日経ホームビルダー 2018年10月号』
京都のリフォーム専門店 DOのリフォーム京都中央ショールームのKです。
30年以内に高い確率で発生すると言われている南海トラフ地震。皆様、避難経路の確認や家具の転倒防止策はできていますか?
このようなすぐにできる対策の認知が進む一方で、ご自宅の「屋根」を見直したことはありますか?
■屋根を軽くするだけで、耐震性はどれくらい変わる?

木造住宅の耐震性能を上げるには、屋根を軽くすることが非常に有効だとよく言われます。
しかし、「実際どのくらい効果があるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
そこで、ある屋根材メーカーが行った実験データをご紹介します。
【実験概要】(『日経ホームビルダー 2018年10月号』より)
・対象: 築26年の2階建て木造住宅
・改修内容: 既存の重い瓦(1㎡あたり50kg)から、軽量屋根材(1㎡あたり7kg)へ葺き替え。⇒屋根の重さを1/7に
・実験内容:小型振動機で震度1程度の振動を起こし、揺れ幅などから耐震性にどんな変化があるかを測定。
実験結果は、屋根の軽量化が地震の揺れに対してどれほど有効かを明確に示しています。

※固有振動数:建物の揺れやすさを表す数値で、数値が高いほど速く・細かく揺れ、低いほどゆっくり・大きく揺れることを指します。
物には、ブランコのように「一番揺れやすいペース(揺れの周期)」があります。
屋根が重いと、この揺れやすいペースがゆっくり・大きくなります。
この「ゆっくり大きく揺れる」状態こそが、建物に大きな負荷をかけ、倒壊や変形のリスクを高めます。
屋根を軽量化すると、建物の揺れのペースが5.5Hz→7.1Hzと速く・細かくなります。
これにより、地震のエネルギーが建物に伝わりにくくなり、「地震の際の揺れの大きさ」が約43%減少しました。
つまり、大きく変形・倒壊するような「致命的な揺れ」が抑えられたのです。

地震が来て大きな損害が出てからのリフォームや修繕は、莫大な費用と時間がかかります。
だからこそ、今できる対策を一つでも多くすることが重要です。
DOのリフォームは約4,000件以上の耐震実績があり、リフォームだけでなく耐震のプロもいます。
「自分の家は大丈夫かな?」「何からすればいいかわからない」という方は一度DOのリフォームにご相談ください!
本記事で引用した実験データは以下の雑誌に掲載されたものです。
・『日経ホームビルダー 2018年10月号』






