電球形蛍光ランプとは
住宅で使う電気の種類は大きく二つに分かれます。蛍光灯と白熱灯です。蛍光灯はくっきりとした明るく白っぽい光、白熱灯はやわらかで赤っぽい光を出します。白熱灯の方が電気代が高く、蛍光灯に比べてコストがかかるイメージがあります。しかし、いくら安くあがるからといって、くつろぎたい雰囲気の部屋に蛍光灯の照明をつけるのはよくありません。そこで近ごろ話題になっている「電球形蛍光ランプ」を紹介しましょう。白熱灯に近い色と明るさを保ちながら電気代が安くつく優れ物です。白熱電球のソケットにそのまま装着できます。だいたい60Wの白熱灯と14Wの電球形蛍光ランプが同じ明るさになります。ランプ自体の値段はまだ高めですが、ランニングコストを考えると、長期的にはコストは安くなります。ただし、蛍光灯は一度つけたり消したりすると、寿命が約1時間程度縮むので、トイレ、廊下、階段などの、点灯時間は短く頻繁につけたり消したりするところには白熱灯で十分です。逆につけっぱなしにしているところにはこの蛍光灯を使うといいでしょう。