住宅の外観
ファッションやお化粧などは「今年の秋は・・・、来年の春は・・・」といった感じで季節ごとにめまぐるしく流行が変わります。
住宅の外観デザインやインテリアも、それほど極端ではありませんが、流行り廃りがあって、数年サイクルで移り変わって行きます。
ここ数年は「シンプル」「モダン」といったデザイン要素にプラスし、地球温暖化防止の観点から省エネに気を使った家作りに変わりつつあり、その考え方は外観にも如実にあらわれています。
【写真2】は窓の面積を大きくして風と光をより多く取り入れて無駄なエネルギーを使わない、
そんなコンセプトを高気密高断熱住宅に取り入れた住宅で、それまでの「高気密高断熱住宅は窓を小さくして閉じてしまうもの」という考えを改め、計画したものです。
【写真3】は、その考え方をさらに推し進めて太陽光発電システムを載せてエネルギーを作り積極的に温暖化防止に参加する、という考え方で計画された住宅です。
その意思が外観デザインに表れていて、太陽光発電パネルを載せやすい切り妻屋根にするなど強い主張を発信しています。