家具のサイズを考える
家具は『生活のための道具』です。 家の主体は、そこに住む家族一人一人のものであって、決して家具のためのものではありません。 家具を選ぶ場合は、まず家具を置く部屋全体のスペースと、人の動線を考えましょう。 人が通るためのスペースは、最低500mm必要です。トレーなどの荷物を持って通る場合には、さらに500mmくらいのスペースは加算して考えなければいけません。 椅子とテーブルの間は2~300mm 。椅子を引いて座るためには、600mmのスペースは必要です。 席を立つ度に、隣に座った人に立ち上がってもらうような事にならないためにも、家具購入の時はフロアプランは十分に考えましょう。 ドアの位置と開閉の方向、キャビネットなどの扉の開閉や引き出しの有効寸法にも留意して、快適な生活が営める動線を確保して下さい。